」と言い足した。「その火を薪の山の中へ突っ込んでくれろ。そいから、お前《めえ》たち、紳土|方《がた》、坐ったらどうだい! ――ホーキンズ君のために立ってなくたっていいんだぜ。ホーキンズ君はお前たちをゆるして下さるだろうよ[#「下さるだろうよ」に傍点]。そいつぁ間違《まちげ》えっこなしさ。ところで、ジム、」――と煙草を止めて、――「お前《めえ》がここへやって来たなあこのジョン爺《じい》もまったくもって嬉しいが驚いたよ。お前がはしっこい奴だってこたぁ己《おれ》が初めてお前を見た時からわかってるさ。だが、これぁどうも己にゃまるで合点がいかねえぞ、まったくな。」
 以上の言葉に対しては、十分想像されるであろうように、私は何の返事もしなかった。彼等は私に壁を背にして立たせてるた。私は、臆せずにシルヴァーの顔を見ながら、そこに立っていた。表面はずいぶん大胆そうにしていたつもりであるが、心の中には暗澹たる絶望を抱いていた。シルヴァーは大いに落着いてパイプを一二服吹かし、それからまたしゃべり続けた。
「ところで、なあ、ジム、お前がここへ来た[#「来た」に傍点]からにゃあ、ちっとばかし言って聞かせること
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