私が頭に描いた計画はと言えば、それはそれだけとしては悪い計画ではなかった。碇泊所を東で外海と分っている例の砂の出洲《です》を下って行って、昨夕目についたあの白い岩を見つけ出して、ベン・ガンがボートを隠しておいたのがそこかどうかをつきとめようというのだ。これは確かにやる価値のあることだと私は今も信じている。しかし私は囲柵から出ることは許されまいと思いこんでいたので、私の唯一の方法は、だれも気をつけていない時に何とも言わずに無断でこっそり抜け出ることであった。これは、計画そのものをまで悪いものにするくらいな、悪いやり方であった。しかし私はほんの子供だったし、ぜひやろうと決心していたのだ。
 さて、とうとう素晴しい機会を見つけることになった。大地主さんとグレーとは頻りに船長に繃帯を巻く手伝いをしていた。だれも見ている者がなかった。私は跳び出して柵壁を越え樹立の茂みの中へ駆け込み、私のいないことが気づかれないうちに、もう仲間の人たちの呼び声の聞えないところまで行っていた。
 これが私の二度目の愚かな行いで、小屋を護るのに健康な人をたった二人だけ残して出たのだから、一度目のあの冒険とは遥かに悪
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