侏儒の言葉
芥川龍之介
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)侏儒《しゅじゅ》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)時々|窺《うかが》わせる
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)里見※[#「弓+椁のつくり」、第3水準1−84−22]
〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ
(例)〔Abbe' Choisy〕 にこんなことを尋ねた。
アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください
http://aozora.gr.jp/accent_separation.html
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「侏儒《しゅじゅ》の言葉」の序
「侏儒の言葉」は必《かならず》しもわたしの思想を伝えるものではない。唯わたしの思想の変化を時々|窺《うかが》わせるのに過ぎぬものである。一本の草よりも一すじの蔓草《つるくさ》、――しかもその蔓草は幾すじも蔓を伸ばしているかも知れない。
星
太陽の下に新しきことなしとは古人の道破した言葉である。しかし新しいことの
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