歯車
芥川竜之介
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)為《ため》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)一杯|註文《ちゅうもん》した。
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「言+墟のつくり」、第4水準2−88−74]
〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ
(例)「〔Bien……tre`s mauvais……pourquoi ?……〕」
アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください
http://aozora.gr.jp/accent_separation.html
−−
一 レエン・コオト
僕は或知り人の結婚披露式につらなる為《ため》に鞄《かばん》を一つ下げたまま、東海道の或停車場へその奥の避暑地から自動車を飛ばした。自動車の走る道の両がわは大抵松ばかり茂っていた。上り列車に間に合うかどうかは可也《かなり》怪しいのに違いなかった。自動車には丁度僕の外に或理髪店の主人も乗り合せていた。彼は棗《なつめ》のよ
次へ
全56ページ中1ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
芥川 竜之介 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング