にに答えました。
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「女王さま、ここでは、あなたがいちばんうつくしい。
けれども、いくつも山こした、
七人の小人の家にいる白雪姫は、
まだ千ばいもうつくしい。」
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女王さまは、鏡《かがみ》が、こういったのをきいたとき、あまりの腹《はら》だちに、からだじゅうをブルブルとふるわしてくやしがりました。
「白雪姫のやつ、どうしたって、ころさないではおくものか。たとえ、わたしの命がなくなっても、そうしてやるのだ。」と、大きな声でいいました。それからすぐ、女王さまは、まだだれもはいったことのない、はなれたひみつのへやにいって、そこで、毒《どく》の上に毒をぬった一つのリンゴをこさえました。そのリンゴは、見かけはいかにもうつくしくて、白いところに赤みをもっていて、一目見ると、だれでもかじりつきたくなるようにしてありました。けれども、その一きれでもたべようものなら、それこそ、たちどころに死んでしまうという、おそろしいリンゴでした。
さて、リンゴが、すっかりできあがりますと、顔を黒くぬって、百|姓《しょう》のおかみさんのふうをして、七つの山をこして、
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