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[#ここで字下げ終わり]
[#地から4字上げ]屋根裏部屋の少女
セエラは翌朝この手紙をテエブルの上にのせておきました。夕方帰ってみると、手紙は他のものと一緒に持ち去られたようでした。セエラは、手紙が首尾よく魔法使に届いたのだと思うと、一層幸福になりました。その晩、セエラがベッキイに新しい本を読んで聞かせていますと、天窓のところにふと何か音がしました。
「何かいるのよ、お嬢さん。」
「そうね、何だか、猫が入りたがっているような音ね。ひょっとすると、またあのお猿が脱け出して来たのかもしれないわ。」
セエラは椅子の上に立って、気を配りながら天窓をあけ、外を覗きました。雪の日で、白く積った窓の外に、震えながら蹲っているものがありました。
「やっぱり猿よ。きっと東印度水夫《ラスカア》の屋根裏から這出《はいだ》して、この灯《あかり》にひかれてここへ来たのよ。」
ベッキイは走り寄っていいました。
「お嬢さん、入れてやるつもり?」
「ええ、お猿を外に出しといちゃア、寒すぎて可哀そうよ。猿は寒さに弱いのよ。私、だまして入れてやろう。」
セエラは、いつも雀やメルチセデクに話しかける時のように
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