ん+予」、第3水準1−14−11] 言えるかしら、そういう風に……。
諏訪 言えるようにしておくの。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] どうでしょう。
諏訪 しっかりして頂戴。そろそろ、あなたの回りにも男の人が集ってくるわよ。そういう人達を、はきはき片づける用意をしとかなきゃァ……。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] 大丈夫だわ。母さん、妾……。
諏訪 大丈夫でないのよ、ところが。誰でもそう思ってるの、始めはね。でも、いざとなると……。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] 母さんみたいに……。
諏訪 厭だ、この子は……。母さんのは。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] 嘘よ、母さん。お父さんは妾だって好きよ。
諏訪 母さんは怖いのよ。あなたは、こんなに綺麗になっちゃったし、是《これ》からが心配よ。あなたは自分独りでこんなになったと思っちゃ駄目よ、みんな母さんのを取ってって……母さんはだんだん……。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] 嘘。母さんだってこんなに綺麗だわ。
諏訪 母さんに迄、お世辞を言うよう
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