」、第3水準1−14−11] なあに。(近づく)
[#ここから3字下げ]
須貝、扉から一寸入って、美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11]にだけ、何か云う。
[#ここで字下げ終わり]
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] (困って)ええ……それは、ええ、ほんとですわ。
須貝 間違いありません?
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] だって……何うして? そんなこと……。
須貝 いや。なんです。何でもないんですが……後で言いますから……後でね。
諏訪 妾、聞えてやしませんのよ。
須貝 いや、一向差支えないです。何《いず》れ、お耳に入ることですから。(澄まして出ていく)
諏訪 何の話?
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] 昌允兄さん、妾のほんとの兄さんかって。変ね。
諏訪 へえ、誰がそんなことを……。で、どう言ったの。
美※[#「にんべん+予」、第3水準1−14−11] だって、仕様がないわ、ほんとですって言うより。
諏訪 今度そんなことを訊かれたら、あなたの知ったことじゃァありません、って言って上げなさい。よくって。
美※[#「にんべ
前へ
次へ
全102ページ中50ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
森本 薫 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング