番町皿屋敷
岡本綺堂
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)奴《やつこ》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)青山|播磨《はりま》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)ひねくり※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]した
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)わざ/\
−−
[#ここから1字下げ]
登場人物
青山|播磨《はりま》
用人 柴田十太夫
奴《やつこ》 權次《ごんじ》 權六
青山の腰元 お菊 お仙
澁川の後室《こうしつ》 眞弓《まゆみ》
放駒四郎兵衞《はなれごましろべゑ》
並木の長吉
橋場の仁助
聖天《しやうてん》の萬藏
田町《たまち》の彌作
ほかに若党 陸尺《ろくしやく》 茶屋の娘など
[#ここで字下げ終わり]
第一場
[#ここから2字下げ]
麹町、山王下。正面はたかき石段にて、上には左右に石の駒寄《こまよ》せ、石灯籠などあり。桜の立木の奥に社殿遠くみゆ。石
次へ
全32ページ中1ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
岡本 綺堂 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング