代の先後によるか、その採択に迷う場合もしばしばあったが、それは編者が随意に按排《あんばい》することにした。
一、支那には狐、鬼、神仙の談が多い。しかも神仙談は我が国民性に適しないと見えて、比較的に多く輸入されていない。したがって、この集にも神仙談は多く採らなかった。
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昭和十年九月、古中秋無月の夕
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[#地から2字上げ]岡本綺堂



底本:「中国怪奇小説集」光文社文庫、光文社
   1994(平成6)年4月20日第1刷発行
   1999(平成11)年11月5日第3刷発行
※校正には、1999(平成11)年11月5日3刷を使用しました。
入力:tatsuki、門田裕志
校正:小林繁雄、もりみつじゅんじ
2003年7月31日作成
青空文庫作成ファイル:
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