五五粍 というように
計算されていますから私共は分子の形や構造《こうぞう》は勿論《もちろん》その存在《そんざい》さえも見得《みえ》ないのです。
しかるに、このような、或《あるい》は更《さら》に小さなものをも明《あきらか》に見て、すこしも誤《あやま》らない人はむかしから決《けっ》して少くありません。この人たちは自分のこころを修《おさ》めたのです。
底本:「ポラーノの広場」角川文庫、角川書店
1996(平成8)年6月25日初版発行
底本の親本:「新校本 宮澤賢治全集」筑摩書房
1995(平成7)年5月
入力:ゆうき
校正:noriko saito
2009年7月16日作成
2009年8月15日修正
青空文庫作成ファイル:
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