《こ》う云ってしまうかしまわないうちにもう林がぱちぱち鳴りはじめました。それも手をひろげ顔をそらに向《む》けてほんとうにそれが雨かどうか見ようとしても雨のつぶは見えませんでした。
ただ林の濶《ひろ》い木の葉《は》がぱちぱち鳴っている〔以下原稿数枚?なし〕
入れを右手でつかんで立っていました。〔以下原稿空白〕
底本:「インドラの網」角川文庫、角川書店
1996(平成8)年4月25日初版発行
底本の親本:「新校本 宮澤賢治全集」筑摩書房
1995(平成7)年5月〜
入力:土屋隆
校正:田中敬三
2005年9月10日作成
青空文庫作成ファイル:
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