これで鍛へたからだなんだ。時間さへあれば今だつて淺間位わけなしだ。」
 憮然として軒先の空を仰いだ。そゝり立つ高峰を想ひながら。



底本:「現代日本紀行文学全集 東日本編」ほるぷ出版
   1976(昭和51)年8月1日初版発行
初出:「三田文学」
   1926(大正15)年10月
※踊り字(/\、/″\)の用法は底本の通りとしました。
入力:林 幸雄
校正:門田裕志
2003年9月5日作成
青空文庫作成ファイル:
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