劍舞――人間の幸福を嫉む惡魔の手――海底の地滑り――電光艇の夜間信號
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第二十三回 十二の樽《たる》
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海底戰鬪艇の生命――人煙の稀な橄欖島――鐵の扉は微塵――天上から地獄の底――其樣な無謀な事は出來ません――無念の涙
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第二十四回 輕氣球《けいききう》の飛行《ひかう》
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絶島の鬼とならねばならぬ――非常手段――私が參ります――無言のわかれ――心で泣いたよ――住馴れた朝日島は遠く/\
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第二十五回 白色巡洋艦《はくしよくじゆんやうかん》
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大陸の影――矢の如く空中を飛走した――ポツンと白い物――海鳥の群――「ガーフ」の軍艦旗――や、や、あの旗は! あの船は!
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第二十六回 顏《かほ》と顏《かほ》と顏《かほ》
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帝國軍艦旗――虎髯大尉、本名轟大尉――端艇諸共引揚げられた――全速力――賣れた顏――誰かに似た顏――懷かしき顏
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第二十七回 艦長室《かんちやうしつ》
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鼻髯を捻つた――夢ではありますまいか――私は何より嬉しい――大分色は黒くなりましたよ、はい――今度は貴女の順番――四年前の話
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第二十八回 紀念軍艦《きねんぐんかん》
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帝國軍艦「日の出」――此虎髯が御話申す――テームス造船所の製造――「明石」に髣髴たる巡洋艦――人間の萬事は天意の儘です
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第二十九回 薩摩琵琶《さつまびは》
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春枝夫人の物語――不屆な悴――風清き甲板――國船の曲――腕押し脛押と參りませう――道塲破りめ――奇怪の少尉
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第三十回 月夜《げつや》の大海戰《だいかいせん》
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印度國コロンボ[#「コロンボ」に二重傍線]の港――滿艦の電光――戰鬪喇叭――惡魔印の海賊旗大軍刀をブン/\と振廻した――大佐來! 電光艇來!―朝日輝く印度洋
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目次終
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第一回 海外《かいぐわい》の日本人《につぽんじん》
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ネープルス[#「ネープルス」に二重傍線]港の奇遇――大商
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