びに行って昔話などをした時、夏目さんが、自分の父と一葉さんの父とは親しい間柄で、一葉さんは幼い時に兄の許嫁《いいなずけ》のようになっていた事もあったと言われた。明治の二大文豪の間に、さる因縁があったとは面白いことである」とあった。
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底本:「新編 近代美人伝(上)」岩波文庫、岩波書店
1985(昭和60)年11月18日第1刷発行
2001(平成13)年7月9日第5刷発行
底本の親本:「近代美人伝」サイレン社
1936(昭和11)年発行
初出:「婦人画報」
1918(大正7)年6〜8、10月
入力:小林繁雄
校正:門田裕志
2006年1月21日作成
青空文庫作成ファイル:
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