直訴状
田中正造
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【テキスト中に現れる記号について】
「直訴状」は幸徳秋水によって起草され、田中正造によって修正された。
[]:田中によって、手直しされた箇所
→:変更点 矢印の元が幸徳案、先が田中による変更
(例)[狂→至]
+:田中によって加筆された箇所
(例)[+近年鉱業上ノ器械…]
−:田中によって削除された箇所
(例)[−毎期]
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(例)[#地から3字上げ]
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謹奏
[#地から3字上げ]田中正造 ※[#○付き「印」、5−4]
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草莽ノ微臣田中正造[#「田中正造」は小字]誠恐誠惶頓首頓首謹テ奏ス。伏テ惟ルニ臣[#「臣」は小字]田間ノ匹夫敢テ規ヲ踰エ法ヲ犯シテ
[#ここで字下げ終わり]
[#ここから改行天付き、折り返して1字下げ]
鳳駕ニ近前スル其罪実ニ万死ニ当レリ。而モ甘ジテ之ヲ為ス所以ノモノハ洵ニ国家生民ノ為ニ図リテ一片ノ耿耿竟ニ忍ブ能ハザルモノ有レバナリ。伏テ望ムラクハ
陛下深仁深慈臣[#「臣」は小字]ガ[狂→至]愚ヲ憐レミテ少シク乙夜ノ覧ヲ垂レ給ハンコトヲ。
[#
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