介にならせらるるを順当とす
一 玄太郎、せつの所得金は母上の保管を乞うべし
一 富継健三の養育は柳子殿ニ頼む
一 柳子殿は両人を連れて実家へ帰らるべし
一 富継健三の所得金は柳子殿に於て保管あるべし
一 柳子殿は時機を見て再婚然るべし
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一時の感情に任せ前後の考もなく薙髪などするは愚の極なり忘れてもさる軽挙を為すべからず
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底本:「平凡・私は懐疑派だ」講談社文芸文庫、講談社
1997(平成9)年12月10日第1刷発行
底本の親本:「二葉亭四迷全集 第七巻」筑摩書房
1991(平成3)年11月
入力:砂場清隆
校正:門田裕志
2002年5月14日作成
青空文庫作成ファイル:このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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