てきすてき、こんどこそごちそうだ」
とモコウはいった。そうしてサービスにむかい、
「それともきみは、このジャッカルを乗馬にしますかね」
「いくらなんでも死んだものには乗れないよ」
とサービスはまじめな顔でいった。一同は笑った。
だがえものはこれだけでなかった、富士男はこの壁のすみに、洞《ほら》の入り口があることを発見した、この入り口から外へ出ると、ちょうど湖のほとりになっていた。
翌日からバクスターの設計《せっけい》で、この新しい洞と、古い洞との連絡《れんらく》をひろげ、入り口にはサクラ号からとってきたとびらをとりつけた。
バクスターはさらに思いをこらして、旧洞《きゅうどう》はもっぱら台所、食堂および物置きにあて、新洞《しんどう》は寝室および読書室となした。
毎日毎日寒い風が吹きつづいていたので、洞外《どうがい》の工事ができなくなった、だが二週間ののちにはいっさいの設備《せつび》が完了した。だが一同が救いの船を得るのはいつのときか、あらかじめはかりがたい。それまでむなしく遊び暮らすはもったいない話だと、ゴルドンがいいだした。そこで一定の時間をきめて、課程《かてい》を学習する
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