はひとふンばりして、もとどおり陽気に元気にいきいきとやってくれたまえ、たのむ」
 連盟の危機《きき》をうれい、富士男を鼓舞《こぶ》するゴルドンの言々句々《げんげんくく》は、せつせつとして胸にせまる、富士男は感激《かんげき》にぬれた眼をあげた。
「ありがとう、ゴルドン君! ぼくははずかしい、ぼくは重大な責務を忘れていた、ゆるしてくれたまえ」
 キラキラと光るものが、紅潮したほおに、銀線をひいて流れた。
「いや、ぼくこそみんなにかわってお礼をいうよ」
 とゴルドンのほおも涙にぬれた。
「きみはあまりに心労しすぎるよ、ドノバンがいかに剛腹《ごうふく》でも、この冬までにはかならず帰ってくるよ。四人がいかに力をあわしても、きびしい冬とたたかうことはむずかしい。心配はいらないよ、春に浮かれて飛びだした思慮《しりょ》のたりない小鳥だと思えばいいさ。きっと冬になったら、もとの巣がこいしくなって帰ってくるよ、そのときぼくらはあたたかい心をもってむかえてやればいい」
「そうだ、ぼくはあまりに考えすぎていた」
「ハハハ、これでどうやら過敏症《かびんしょう》も全快らしいね、おめでとう」
 とゴルドンがほがらか
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