激発せしむる所以《ゆゑん》なり。余は彼等人民の可憐なる心情を解すると同時に、今日の政府が心胸を開きて人民に臨むの雅量なきを悲しみ、到底治国の任に堪へざる事を思はずんばあらず。
[#地から2字上げ](明治三十三年二月十九日)
底本:「現代日本文學大系 9 徳冨蘆花・木下尚江集」筑摩書房
1971(昭和46)年10月5日初版第1刷発行
1985(昭和60)年11月10日初版第13刷発行
初出:「毎日新聞」
1900(明治33)年2月19日
入力:林 幸雄
校正:小林繁雄
2006年5月7日作成
青空文庫作成ファイル:
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