れ等は大きく、強く自由に生長して出合ふだらう、そしてかれ等は準備して相互に愛の光輝に与かり、その中に浴するであらう。どんな幻想、どんな想像、どんな詩的天才が男女の生活中にかくの如き力の可能を先見し得るだらう。若し世界が真の交友と一致団結とを生み出すとすれば、その親は結婚ではなく恋愛であるだらう。



底本:「定本 伊藤野枝全集 第四巻 翻訳」學藝書林
   2000(平成12)年12月15日初版発行
※ルビを新仮名遣いとする扱いは、底本通りにしました。
入力:門田裕志
校正:Juki
2009年8月3日作成
青空文庫作成ファイル:
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