定の紋切型よりも、むしろその型を破って、横紙破りの、定跡外れの脱線ぶりを行う時にこそ真髄の尻尾を発揮するのであって、この尻尾をつかまえなくては大阪が判らぬと思うからである。そして、その点が大阪の可能性であるというこの稿のテエマは、章を改めてだんだんに述べて行くつもりである。
底本:「定本織田作之助全集 第八巻」文泉堂出版
1976(昭和51)年4月25日発行
1995(平成7)年3月20日第3版発行
初出:「新生」
1947(昭和22)年1月
※疑問点の確認にあたっては、「織田作之助選集 第五卷」中央公論社、1948(昭和23)年8月10日発行を参照しました。
入力:桃沢まり
校正:小林繁雄
2007年5月2日作成
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