そこで自分は戦争《いくさ》でなく、ほかに何か、戦争《いくさ》の時のような心持ちにみんながなって暮らす方法はないものかしらんと考えた。考えながら歩いた。[#地から2字上げ](完)



底本:「号外・少年の悲哀 他六編」岩波文庫、岩波書店
   1939(昭和14)年4月17日第1刷発行
   1960(昭和35)年1月25日第14刷改版発行
   1981(昭和56)年4月10日第34刷発行
入力:紅 邪鬼
校正:LUNA CAT
2000年8月21日公開
2004年6月23日修正
青空文庫作成ファイル:
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