2−80−13]呀!」
よち/\とその子供は、遊んでいるほかの子供の仲間から離れて歩いてきた。
見ると、それが一郎だった。
馬貫之《マカンシ》の細君が、辻の枝が裂けたアカシヤのところに立っていた。彼は、思わず、子供を抱きあげた。
一郎は、馬貫之に助けられていたのである。
[#地から1字上げ](昭和五年十一月)
底本:「筑摩現代文学大系 38 小林多喜二 黒島傳二 徳永直 集」筑摩書房
1978(昭和53)年12月20日初版第1刷発行
入力:大野裕
校正:原田頌子
2001年8月14日公開
2006年3月23日修正
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