゚たから、気ちがいに仕えることが嫌になったのだ。それでまた引き返して、※[#始め二重括弧、1−2−54]おまえの[#「おまえの」に傍点]仕事を訂正した※[#終わり二重括弧、1−2−55]人々の群れに投じたのだ。つまり、わしは傲慢《ごうまん》な人々のかたわらを去って、謙遜《けんそん》な人々の幸福のために、謙遜な人々のところへ帰って来たのだ。今にわしの言ったことは実現されて、われわれの王国は建設されるだろう。くり返して言うが、明日はおまえもその従順な羊の群れを見るだろう。彼らは、わしがちょっと手で合い図をすれば、われがちにおまえを焼く炬火へ炭を掻《か》きこむことだろうよ。それはつまり、おまえがわれわれの邪魔をしに来たからだ。実際、もし誰か、最もわれわれの炬火に焼かれるにふさわしい者があるとすれば、それはまさしくおまえだ。明日はおまえを焼き殺してくれるぞ。Dixi(これでおしまいだ)』」
イワンは口をつぐんだ。彼は話しているうちにすっかり熱して、酔ったようになって話を続けたが、語り終わった時、不意ににやりとした。
黙々としてずっと聞き入っていたアリョーシャは、しまいには異常な興奮を覚えて
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