今わたしの二人の親友の眼の前で、この決心が間違ってるかどうか、遠慮なく言っていただきたいんです。わたし、虫が知らせたんでしょうか、あなたが、わたしの可愛い弟のアリョーシャが(だって、あなたは本当にわたしの可愛い弟なんですものね)」と彼女は自分の熱した手でアリョーシャの冷たい手をとりながら、感きわまったかのように言うのであった、「わたし、こんなに苦しんでいますけれど、あなたの決心と、あなたの賛成さえあれば、わたしは気が安まるに相違ないと、前から感じていましたの。あなたのおっしゃることを聞いていると、わたしも落ち着いて、あきらめられるんですものね、わたし前からそう思っていましたわ!」
「あなたは僕にどうしろっておっしゃるかわかりませんよ」とアリョーシャは顔を赤らめながら言った、「僕はあなたを愛しています、僕は今自分自身に対するよりも、むしろよけいあなたに幸福を望んでいます! それは自分でもわかってますけれど、しかし、僕はこの事件のことは何も知らないんです……」彼はなぜかしら、口早に言い足した。
「この事件ですって、アレクセイさん、今、この事件で何より大事なことは名誉と義務です。それから、も
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