ゥもしれんどんな陋劣なことだって、物の数ではないんだよ、その破廉恥が現に遂行せられようとしているが、それを中止しようと、決行しようと、今のところ、まだおれの自由なんだ、そこを覚えといてくれよ! いや、結局おれは中止しないで、決行するに違いないと思ってくれ、さっきおれは、何もかもおまえにぶちまけたけれど、このことだけは話せなかった。おれだって、別にそれほど面の皮が厚くはないからなあ! ところで、おれはまだ思いとどまることができるんだ。思いとどまりさえすれば、あすにでも、失墜した名誉の半分だけは確かに取戻すことができるのだ。しかし、思いとまるまい、おれは筋書を完全にやりとおすよ。さあおまえ、証人に立ってくれ、おれは前もって、ちゃんと意識してこう言っておくからな! 暗黒と滅亡だ! 何も説明など必要がない、時節が来れば自然にわかるよ、けがらわしい路地と極道女か! じゃ、あばよ! おれのことなんぞ神様に祈らないでくれよ、おれはそんな値打ちがないのだ。それに必要もないよ、いや全然必要がないのだ! おれはちっともそんなことをして欲しいと思わんよ! さあ行け!……」
こう言って不意に歩き出すと、今度
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