ト永久に! それで、その男《ひと》がこちらへ来れば、グルーシェンカはまた幸福になれるんですの。でも、この五年間というもの、この方はずいぶん惨《みじ》めだったんですものね。だけど、誰がこのかたをとがめられましょう? 誰がこのかたの愛情を鼻にかけられましょう? あの足腰の立たないお爺さんの商人ひとりきりじゃありませんか。それもどちらかといえば、このかたのお父さんとか、お友だちとか、いっそ保護者といったほうが穏当なんですわ。このお爺さんは、ちょうどこのかたが、可愛い男にすてられて、身も世もあらず嘆き悲しんでいるところへめぐりあわしたんですの……全く、この人はそのとき、身投げしようとまで思いつめていたんですもの、だから、あの爺さんはこの人の命を救ったんですわ、命を!」
「お嬢様、あなたはずいぶんあたしをかばってくださいますわね、でも、何かにつけて、あんまり気がお早すぎますわ」とまた、グルーシェンカはことばを引っぱるように言った。
「かばうですって? まあ、あなたをかばうなんてことができるものでしょうか、そんなだいそれたことが? グルーシェンカ、天使さん、あなたのお手を貸してくださいな、ねえ、ア
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