をつくな、グリゴリイ、悪態を!」とフョードル・パーヴロヴィッチがさえぎった。
「グリゴリイ・ワシーリエヴィッチ、まあほんのちょっとのあいだでよろしいから待ってください、まだすっかりお話をしてしまったわけではありませんから、も少し先を聞いてください。ところで、わたしがすぐ神様からのろわれた瞬間――そのぎりぎりの一瞬間に、わたしはもう異教徒と同じ者になって、洗礼もわたしから取り去られてしまうのです。そしてわたしには何の責任もなくなるわけです――それに違いありませんね?」
「けりをつけんか、これ、早くけりを」と、好い機嫌で杯をぐいとあおりながら、フョードル・パーヴロヴィッチがせき立てた。
「そこで、もはやわたしがキリスト教徒でないとすれば、敵のやつらから『おまえはキリスト教徒か、キリスト教徒でないか?』と聞かれたとき、嘘をついたことにはなりません。なぜといって、まだわたしが敵に向かってひとことも口をきかない先に、ただ言おうと心に思っただけで、すでにわたしは神様からキリスト教徒としての資格を奪われてしまっているからです。もし資格を奪われてしまっているとすれば、あの世へ行った際、キリストを否定し
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