女らしい床しさこそ、私達が学ばなければならないものである。
 戦局の険しさが加わると共に、険しさ、とげとげしさが深くなる人の心に和やかさを贈ることこそ、女性本来の生き方であり、かくてこそ、はじめて女性として皇国護持の道に徹し得るのではないかと思う。
[#地付き](昭和二十年)



底本:「青帛の仙女」同朋舎出版
   1996(平成8)年4月5日第1版第1刷発行
初出:「京都新聞」
   1945(昭和20)年2月19日
※初出時の表題は「皇国護持」です。
入力:川山隆
校正:鈴木厚司
2009年6月11日作成
青空文庫作成ファイル:
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