て相談でもしているような感じだ。きょうは、申命記を中心にして、モーゼの苦心を語ってくれたが、僕はその中でも、モーゼが民衆のたべ物の事にまで世話を焼いているのを興味深く感じた。
「十四章。汝《なんじ》穢《けがら》わしき物は何も食《くら》う勿《なか》れ。汝らが食《くら》うべき獣蓄《けもの》は是《これ》なり即《すなわ》ち牛、羊、山羊《やぎ》、牡鹿《おじか》、羚羊《かもしか》、小鹿、※[#「鹿+嚴」、148−1]《やまひつじ》、※[#「鹿/章」、第3水準1−94−75]《くじか》、麈《おおじか》、※[#「鹿/京」、148−1]《おおくじか》、など。凡《すべ》て獣蓄《けもの》の中蹄《うちひづめ》の分れ割れて二つの蹄を成せる反蒭獣《にれはむけもの》は汝ら之《これ》を食《くら》うべし。但《ただ》し反蒭者《にれはむもの》と蹄の分れたる者の中《うち》汝らの食《くら》うべからざる者は是なり即ち駱駝《らくだ》、兎《うさぎ》および山鼠《やまねずみ》、是らは反蒭《にれはめ》ども蹄わかれざれば汝らには汚《けが》れたる者なり。また豚是は蹄わかるれども反蒭《にれはむ》ことをせざれば汝らには汚《けがれ》たる者なり、汝ら
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