洋服と和服
宮本百合子
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【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)其麼《そんな》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#丸1、1−13−1]
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※[#丸1、1−13−1] 洋服暮しをしたことがありますがこの頃はずっと和服ばかりです。
※[#丸2、1−13−2] 外国旅行をしたときに着はじめ、後は只身軽さということだけで着て居りました。
※[#丸3、1−13−3] 其麼《そんな》工合故、礼装がなくて、儀式のときは和服をきました。
※[#丸4、1−13−4] 本式に着なければならないとすると洋装の方が金がかかると思います。第一、本物の羊毛布さえなきをいかんせん。
※[#丸5、1−13−5] 趣味は洋装の変化多きを愛します。
[#地付き]〔一九二七年十月〕
底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
1981(昭和56)年3月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
初出:「婦人公論」
1927(昭和2
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