セして来た。ぐるりと二人はとりまかれた。黒い運動用のブルーマをつけて、赤いプラトークをかぶった三人の少女もまじっていた。コバルト色の青年がみんなに向って説明するように何か言った。黄色と黒の横だんだらも、帽子を前へちょいと押し出しておいて、何か訴えるように云った。一人の少女が、少し顔を仰向けるようにして、コバルト色の青年に向って何か言いながら、賛成しないような身ぶりで日やけした手をふった。黄色と黒との横だんだらに向っても同じようなことをした。それにつづいて新しく来て、二人をとりかこんだ青年の中の一人が何か言った。すると、そこにかたまっていた全部のものが、たまらなく可笑《おかし》くなったように大笑いした。赤いプラトークの少女は、とんび脚のように膝小僧をくっつけ合った上へ両手をつっぱって体を曲げて笑っている。コバルト色シャツの青年が、いく分苦笑いめいた顔でこれも笑いながら黄色と黒の横だんだら青年の背中を一つぶった。ぶたれた方は例によって、ちょいと帽子をうしろから押し出し、やがてみんなは一団になって公園へ入って行ってしまった。入れちがいに、赤いネクタイをひらひらさせてピオニェールの少女が二人、
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