ありましたし、バリカンで頭を刈っている絵とか、傷病兵をかいた絵など、技術的には幼稚にちがいなくても、なにか人生の実感に触れたところがあって心ひかれました。
 若い婦人たちが幾人か習作をだしていたことも注意をひかれました。朱葉会ともちがった絵がここから出ることが期待されます。



底本:「宮本百合子全集 第十三巻」新日本出版社
   1979(昭和54)年11月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第5刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十一巻」河出書房
   1952(昭和27)年5月発行
初出:同上
  (「美術運動」談話筆記録、休刊のため未発表
   1947(昭和22)年12月頃)
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年4月23日作成
青空文庫作成ファイル:
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