の、住むもの、著るものが騰る、騰るといわれ、一方で恋愛論花咲き、私は何かそこに簡単にいい切れぬ苦しい感情を犇々《ひしひし》と抱くのであった。
[#地付き]〔一九三七年二月〕



底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
   1981(昭和56)年3月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十五巻」河出書房
   1953(昭和28)年1月発行
初出:「東京日日新聞」
   1937(昭和12)年2月9〜11日号
入力:柴田卓治
校正:磐余彦
2003年9月15日作成
青空文庫作成ファイル:
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