日の子供の家」にしろ、暮している子供達を御覧なさい。実に快活で、朗らかで、生粋のピオニェールたちです。
 わたし達は子供たちが出して何か書いてくれという手帳に次のように書きました。
「みなさん!
 わたし達はみなさんに会って本当にうれしいと思います。ソヴェト同盟の新しい社会の値うちがみなさんの生活のうちに生きているのを見るのは、何とうれしいことでしょう! いい働きてになって下さい、一日も早く、世界の子供たちが、ソヴェト同盟の子供たちのように生活できるようにしましょう。
 働くものの国ソヴェト同盟万歳!」[#地付き]〔一九三二年一月〕



底本:「宮本百合子全集 第九巻」新日本出版社
   1980(昭和55)年9月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本「宮本百合子全集 第六巻」河出書房
   1952(昭和27)年12月発行
初出:「女人芸術」
   1932(昭和7)年1月号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2002年10月28日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.g
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