ト産業拡張五ヵ年計画は、プロレタリアート文化向上資金として三億五千万ルーブリを予定している。この資金の一部で五ヵ年計画完成後には労働者および下級勤人の子供百五十万人が学齢以前の保護を受けるようになるだろう。
*一九二九年ほとんど千五百万人の子供がСССРにいた。
勤労者によって構成されているソヴェト社会の実践上、この幼児保護教育の問題は重大な意味をもっている。
一九二七―二八 一九三二―三三 増率
幼稚園子供の竈 一〇七(千人) 二一七(千人) 一〇二・二パーセント
子供の遊場 二〇三(千人) 五〇六(千人) 一四九・三パーセント
固定託児所 一〇〇八 一五九七 五八・〇パーセント
(ソヴェト共和国)
児童健康保護医員 六三・一パーセント
この頃盛んに建つСССРの新住宅は多くの場合その中に、特に居住者の子供のための広場、室をわり出すことに注意している。家のあるその場所に託児所《ヤースリ》をもつ為だ。これは目的そのものが至極当を得ているばかりでなく、面白いことには二重の役割を演じつ
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