の愛で励まし合える時に、愛の純潔ということ、結婚生活の純潔性ということも実現するのではなかろうか。
男同士の信頼による友情の純潔性、女同士の深い友愛の結合も、根本には一人一人がそれぞれに自分の足でこの人生をしゃんと歩ける人間になりたい、ということが基礎である。[#地付き]〔一九四七年五月〕
底本:「宮本百合子全集 第十六巻」新日本出版社
1980(昭和55)年6月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十二巻」河出書房
1952(昭和27)年1月発行
初出:「婦人朝日」
1947(昭和22)年5月号
入力:柴田卓治
校正:磐余彦
2003年9月14日作成
青空文庫作成ファイル:
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