も描き得る作家であることを語っている。生きこす生命力としてとらえて、それを描き得る作者であるらしいところに、明日への親密さがある。
大戦後、欧州諸国の文学が陥った社会的混乱、自己解体の奥から根気づよく徐々にこの「チボー家の人々」がつくられて行ったということには、深く学ぶべき点があると思う。
底本:「宮本百合子全集 第十一巻」新日本出版社
1980(昭和55)年1月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第5刷発行
親本:「宮本百合子全集 第八巻」河出書房
1952(昭和27)年10月発行
初出:「チボー家の人々」月報、白水社
1939(昭和14)年2月
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年2月17日作成
青空文庫作成ファイル:
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