のは日本でもなければ、日本の人民でもない。自身の安逸だけである。その事実を日夜目撃し、私たちの日々をその犠牲としていることはすべての人民にとってもはや忍び難い苦痛である。
日本を民主化し平和の建設を一刻も早く成就させ、日本の人民は己れの祖国を復活させる丈の力量と理性とをもつものであることを世界に示すことは、私たちの強い念願であると思う。
今日、民主日本の甦りのために、あらゆる人々が、民主戦線に結集して、封建性と反動性とを排除するために闘うということは、真心からなる一個の救国運動である。一党派の問題でもなければ、ましてや、時節柄という形容詞をつけられるような種類のことではない。
政府が無能であるとき、破局を救う何の実力ももたないとき、私たち人民は自らを救わなければならない。自らを救うことによって、愛する祖国を、人民のものとして生きかえらせなければならないのである。
こういう重大な意味をもつ日本の民主戦線の動きに対して、自由党が参加せず、と明言したことは私たちの鋭い批判を呼び醒したと思う。進歩党、自由党、日本社会党の一部の人はいずれも天皇制護持ということを唯一の旗じるしとしている。
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