]は正確にきこうとしないのよ。
外交と云えば、この間の丸善のに、ハバードで出る外交の本の広告があって、十六円で閉口ながら面白そうでした。もしお気が向いているなら注文しましょうか、ああいう風にまとまっているのは余りこれ迄もなかったようです。War & Peace in Soviet Diplomacy. ハバードだのその他の監輯の下に。一番終りの裏に出ている広告よ。これには御返事下さい。ドイツ語の本も入らず、英仏入らず。日本は完全な島国風景になりましたね。種本のなくなった日本の文学・評論が、これからの数年間いかにのびるでしょうか、面白いみものでなければなりません。現実はどしどし推移して行っていて、それを、本をとおして模倣していたような政策家たちが(各方面の)もし現実を洞察し得る実力に欠けていたら、独善に陥って益※[#二の字点、1−2−22]自負しているなら、どういうことになるでしょうね。これも極めて興味ある歴史の光景です、しかしその興味は具体的、また深刻でね。云いかえてみれば、ここにいて東京から来る留守居の手紙に、八百屋の店には玉葱とモヤシしかなくて、という、その生活をとおしての興味で
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