に傍点]と委任[#「委任」に傍点]が度をこすところに家庭の悪徳を見ているのだけれど。)私は実にあなたを賢い人[#「賢い人」に傍点]として扱っているということになるし、私の信頼と委任とは随分大きいわけねえ。ロバとキリンの間の往復という、天来の珍妙性をもって信頼[#「信頼」に傍点]される良人というものは何たる天下の果報者でしょう(!)
 きのうも九十度になりました。私は手が又はれぼったくなりましたから、気をつけてオリザニンのんで、今年の夏は下へおりて、四・半で勉強します。去年の夏は多賀ちゃんがいて、私は二階にいたので眼が変になるようになってしまったから。今年はいろいろ工夫をこらして、うまくやらなければなりません。それに可笑しいのね、私の体は。風の吹きとおすところにいては仕事出来ないし、ひどくつかれるし。せんぷうきの風なんてじかに当るのは全く駄目です、それで二階がたまらなくなるのね、しめますから。むれる一方で。
 若い人たちの家、それはいいのがないのも実際です、が、旦那さんの方が、消極的我ままで、きまらないところもあり。私はこういうタイプ迚もやってゆけないと思う。よくあるのね、女にも男にも。
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