七月二十日             二〇・〇〇
八月十日              一〇・〇〇
                 ──────
       以上計       一二二・〇〇
     大計    二七〇・九二
[#ここで字下げ終わり]

 右のうち、年内に支払うのは加藤・西村・袴田上申書計七九・三二をさしひいた分一九一・六二だけ払おうと思って居ります。
 御参考のために。

 十二月三十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕

 十二月三十日  第八十八信
 今は夕方の五時すこし過でね。私は原稿の速達を出したかえり、目白の角の果物やの半町ほど先の右側に出ているお飾りやで、小さい松飾りとそこに下げる小飾りとを買って、自分の椅子の座蒲団の布をすこし買って、お恭ちゃんの御飯茶わんかって、そしてかえって来たら、向島の江井が来ていて、お雑煮用の鶏肉をくれました。そして、お砂糖も持って来てくれたら、林町でうちでないからと横どりをしましたって。
 パンを買うのはこの頃朝八時、夕四時、そして朝は十五分ぐらいでうり切れ。大したものでしょう? さっき出がけにちょいとあの線路に向っ
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