し真面目な文学を志している(主観的に)円地、真杉その他との間にちがった流れがあり、山川菊栄と板垣とにさや当てがあり等々。仕事として、会が婦人作家のクォタリーを出して行くというようなことを今考えている様です。何しろいろいろに動く時代だから、これにしろやがてどうなるか。
 長谷川時雨は「輝ク会」を自選婦人文学者の団体として文芸中央会に自選代表となっていたわけですが、「輝ク会」は銃後運動を妙にやっていて、ちっとも文学との関係はないので、中央会から文学の団体として他の代表を出してほしいという提案があり、時雨女史周章して「輝ク会」はひっこめて、代りに何か会をまとめるという動機をおこしたわけだそうです。私はその会にも次の会にも出ませんでしたが、時雨女史は、自分がすっかり勇退すると云ったらしいが、それは辞令でね。マア変に頭をつっこまず、悠々かけまわりたい人がかけていればいいのです。会の主旨は、文学の仕事と所謂銃後運動との区別を明かにすることを第一条にしているから。婦人作家のグループがあることはわるくもないでしょうし。
 文学史のことについて。これは非常に要点にふれている注意だと思います。一九三三年以
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