で、娘を文化学院にやっていた、そんな縁故なのね。そこの女中さんで一人あまったのがあるとかというのです。もし出来たら助りますが。
いつぞやからの本大体集りました。製本も出来て来て。まだ図表がないけれども。
この頃手紙ずっとこの一月二十三日に頂いたオノトで書いているのです。わりに調子があるでしょう、弾力が。ペン先に弾力があるので気に入ってよく大切につかって居ります。
おや、デンポー。もう四時半すぎている。明日早く参ります。日の出を三時十分に出て居りますね。ここは四時十四分。
お約束の表。十月二十日―十月三十一日迄
二十日 │ 七・〇〇 │ 一〇・〇〇 │
二十一日 │ 六・三〇 │ 一〇・一〇 │ 読書
二十二日※[#丸付き日、432−3]│ 七・一五 │ 一〇・四〇 │ 九十頁。
二十三日 │ 六・四〇 │ 一一・〇〇 │
二十四日 │ 六・三五 │ 九・四五 │
二十五日 │ 六・四〇 │ 九・五〇 │
二十六日 │ 六・五〇 │ 一〇・〇〇 │
二十七日 │ 七・〇〇 │ 一一・〇〇 │
二十八日 │ 六・一〇 │ 一〇・三〇 │
二十九日 │ 七・〇〇 │ 八・〇〇 │(夜なか防空演習でおきるから)
三十日 │ 七・三〇 │ 九・四〇 │
三十一日 │ 七・〇〇 │ 九・三〇 │
│起きて床の中│ │
早くねられる日はなるたけ早くねるのが専一と思って先月後半と本月とは随分早い方です。七時間ではおきたときいい心持でないから。当分うんと眠ります。あまり物価の変動が激しいから小遣帖つけて見ようと思ってやって居ますが、なかなかおちてしまう。それでもやはり面白いと思います。ああいい小説が書きたいこと、いいいい小説が。では明朝、まだ来ないのかしら。又ポスト見よう。ではね。
十一月九日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
十一月九日 第一〇四信
遠路をはるばると御苦労様。けさ御到着。返事がすっかりあとからとなりますが、いろいろありがとうね。
体については申しあげたとおり。気力ある人間のかかるべきものでないと私だって思っているから、自分ではそんなこと思っても居りませんし、今だって疲れたら眠ることをモットウにして、それですまして居ります。
詩集のこと、これは私としたら、どうしても又改めて念をおさなければならな
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