i五)」は縦中横] 手数料及謝金ノ規定ハ「各審毎」ニ之ヲ適用ス
(六)[#「(六)」は縦中横]「上訴審ノ事件」ニシテ前審ニ於テ手数料及謝金ヲ受ケタル場合ハ適宜其額ヲ定ムルコトヲ得
(七)[#「(七)」は縦中横] 手数料ハ事件受任ノ際此ヲ受ク
(八)[#「(八)」は縦中横] 謝金ハ判決言渡、和解又ハ調停ノ成立抛棄、認諾、取下、解任其ノ他事件落着ノ際之ヲ受ク。
  但シ取得額ニヨル謝金ハ其ノ取得アリタル時直ニ之ヲ受ク
(九)[#「(九)」は縦中横]「顧問料」ハ依頼者トノ契約ニ任ズ
(十)[#「(十)」は縦中横] 依頼者ガ手数料、旅費、日当又ハ事件処理ニ必要ナル費用ヲ支払ワザル時ハ事件ニ着手セズ又ハ其ノ処理ヲ中止スルコトヲ得
   ――○――
  規定以上の通りです。
一、大森の方は速達出しましたが、岡林氏へ電話できいた結果すぐ三笠の本六法送りました。三笠の本は新しく買いました。
[#ここで字下げ終わり]
 この速達は明朝お手に入ればようございますが。私がお話しするだけでは話しきれないから、重複にはなりませんけれども。
 お大切に。『太陽』の増刊お知らせ下すってありがとうございます。割合にこちらにありますね『解放』のもあるし朝日のもあり、明治大正思想史の中にも役に立つところあり。
 では用事だけをとりいそぎ。

 八月十三日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕

 八月十三日  第七十七信
 きのう、随分水がのみたそうでいらしたこと。うち独特ののみかたで、なめらかに、喉に流れこむ、そういうのみかたの水を。御気分いかがでしょう。ようございますか。お疲れになったでしょうね。
 きのうは、神田の本やへまわって思いがけないいい本(仕事用)見つけ出して、それもうれしさの一つに加えて、三省堂へよって、国男さんの誕生日祝の白テブクロ(登山用)を半ダース買い(これはいつも私をのせてくれるお礼です。今は木綿の白テブクロ、やはりないものの一つとなって居りますから)くたびれがどっと体じゅうに出た気持で、いかにも目白迄まわるのが重荷でしたが、エイヤとまわって五時頃林町へかえり。
 うっとりして湯をつかっていたらもうお客。咲枝の兄の夫婦。俊夫、戦地からかえってはじめてなのです、重機関銃で一ヵ年行って居りました。その人たち、私がいるの珍しいので話が弾んで十一時ごろかえったら、咲枝が「ね、百
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