斯うして、考えるので、私の先は非常に多忙な訳になる。
 此頃は、幸健康も確らしくなって来て居るから又とない心丈夫な事である。
 語学の必要をつくづく感じて居る。
 しなければならない事に追われる様で、頭が散漫になりはしまいかと怖れて居る。



底本:「宮本百合子全集 第三十巻」新日本出版社
   1986(昭和61)年3月20日初版発行
※1915(大正4)年7月29日執筆の習作です。
入力:柴田卓治
校正:土屋隆
2008年2月28日作成
青空文庫作成ファイル:
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