その討論に参加されたのかしらないが、これらの日本文学の現状のいくばくを、世界代表たちに理解させることに成功されたであろうかと、文学に生きようとしている者は、或る意味で苦衷を察しつつ猶、熱心な待ち設けを、報告に対して感じているのである。[#地付き]〔一九三七年九月〕



底本:「宮本百合子全集 第十一巻」新日本出版社
   1980(昭和55)年1月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第5刷発行
親本:「宮本百合子全集 第七巻」河出書房
   1951(昭和26)年7月発行
初出:「文芸」
   1937(昭和12)年9月号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年2月17日作成
青空文庫作成ファイル:
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