」
スビョートロフ 「詩集」
セラフィモウィッチ 「争闘」
スタフスキー 「コサック村落」
スルコフ 「詩集」
ファジェーエフ 「ウデゲからの最後の者」
チュマンドリン 「ラブレ工場」
チュルキン 「氷片」(戯曲化)
ショーロホフ 「静かなドン」
シュウェードフ 「ユールバザール」
ユーリン 「詩」
エルドベルグ 「支那小説」
ヤセンスキー 「パリを焼く」
[#ここで字下げ終わり]
注目すべきは、この表に、多くのコムソモール出の作者の名が現れたことだ。彼等はドンバスの炭坑から、ヴォルガ沿岸地方から、またごく辺鄙な農村から出て来たコムソモール達だ。
例えばラップの事務所へ行って、何か質問をする。黒地に赤糸で縫いをしたルバーシカを着た快活な青年が、親切にだが到っててきぱき応待してくれる。事務員ではない。彼は作家だ。この表にも名の出ているチュルキンだ。――若いソヴェトのプロレタリア作家たちは、見かけからして、ブルジョア作家の病的な特性をすてきっているのだ。
社会主義の勝利へ!
前へ
次へ
全62ページ中50ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
宮本 百合子 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング