と農場と常に緊密に結び付いている。ソヴェトの学生の七〇パーセントはプロレタリアートの子供、或いは自身も工場農村に働いている連中だから、云わば学校と工場農村にある青年達の気質も生活様式の基礎的な部分でも一つのもので大した差別は無い、学校内の倶楽部ではさっき云った工場倶楽部内の文化活動が一そう活溌に高度に行われているという訳だ。



底本:「宮本百合子全集 第九巻」新日本出版社
   1980(昭和55)年9月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本「宮本百合子全集 第六巻」河出書房
   1952(昭和27)年12月発行
初出:不詳
入力:柴田卓治
校正:米田進
2002年10月28日作成
青空文庫作成ファイル:
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